原稿                         


ネメスさんの原稿         <戻る>

『なぜ、メルボルンは世界中で一番住みやすい街なのでしょう・・

オーストラリア大陸は、気候的には熱帯の北部から温暖な南部に広がっています。私たちの街メルボルンの冬は東京の冬に似ています。
風の強い日や雨の日が多い?そうですね。でも、もし雨が降ってもメルボルンの人たちは傘をさしません。なぜなら、傘が風で飛んでしまうからです。
雪や霰は本当にまれです。だから、嫌なことというよりめずらしい出来事として楽しんでいます。
夏に起こる北部地方からの暑い乾いた風に、みなは耐熱の場所に住んでいるような感じを持ちます。
気温が30分内で40度から20度に下がる事もあります。それでは何がこの街をそんなに住みやすくさせるのでしょうか。
 まずは、最初に気候です。昔の人が冗談にいうのが、「メルボルンの天気が嫌いって?ちょっと待ってよ。すぐ変わるからね。」
メルボルンは一日に四季があります。これは日常的なことです。どんなに曇りの日でも、青空や太陽を少しの間見ることができます。
それから、飲んだり食べたり、友達と会ったりする場所がたくさんあります。
冬でさえ、メルボルンは店の外にテーブルやいすを出している喫茶店で歩道は埋まっています。そこには半そでのT-シャツを着た人たちが座っています。
メルボルンでは誰も冬の厚着のコートを持っていないかのようです。みな、冬を冬としてとらえていないかのようです。
もう一つのメルボルンを好きになる理由は、たくさんの飲食店があることです。私たちは、友達に会いに出かけ、喫茶店でカプチーノやカフェラテ、エスプリッソを楽しみます。そして、レストランも、どの地域に行くかによって、様様なエスニックの食べ物が味わえます。この300万人の街にたくさんの違った人種が住んでいるので、毎週違う国の本当の味を食べ歩くことができます。
パブは最近良い食事を出し、ますますファッショナブルになってきています。
古いパブは昔の雰囲気を残し、美しいステンドグラスや高質の木製の壁や椅子を保存しています。
過ぎ去った昔には、女性はすべてのバーの部屋には入ることが許されず、店も6時には閉めなければならなかったので、時にはホースで水をかけて酔っ払いを追い出したとか・・
それから、いろいろな所に遠足に出かけることが出来ます。
海の好きな人には、一時間以上ドライブしながら、湾の景色が見れる海に沿ったエスペラネードがあります。
メルボルンの地理は、モーニングトン半島から短距離に横切り、もう一方の湾の入り口まで、フェリーにより車での移動を可能にさせています。
よくイルカがフェリーの波を追って来るので、美しく泳ぐ姿を見ることができます。
山が好きな人達には、ダンディノン丘陵があります。そこには巨大で真っ直ぐにそそり立つマンティン・アッシュと呼ばれるユウカリの木があります。
有名なロードデンドロン庭園では、10月から11月にかけて、大きなシャクナゲやつつじの花々が、たくさんの訪問者を魅了します。
日豪交流促進の一環として、10年位前に当地在留日本人の寄付により、数百本の桜を植樹し、今では季節になると日本古来の桜を楽しむ事が出来ます。
モーターバイクのルートは、街を十文字に交差しています。ゴルフ愛好者にとっては、メルボルンは天国と呼ばれています。世界トップ100ゴルフコースに、メルボルン郊外の4ヶ所のゴルフ場がランクされ、誰でも数多くのゴルフ場で気軽にプレイを楽しめます。
フイルムフェスティバル、ライターフェスティバル、コメディアンフェスティバル、そして素晴らしい音楽のプルグラムを含めた有名な国際的イベント等など、メルボルンで退屈する人は、いないはずです。


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ネメスさんの写真
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